徳高38期近況報告 高校時代の思い出 卒業して二十年が経ちました。卒業後山口を離れて十七年。三年前にここ徳山に戻って参りました(今では周南市ですね)。帰郷してから母校の前を通るのはしょっちゅうなのですが、いまだ敷地内に足を踏み入れたことはありません。不審者じゃあるまいし、とは思うのですが、なかなか中をのぞくのがこわいような気がします。 当時の思い出深い場所はいくつかありますが、まずは剣道場。剣道部に所属していましたので放課後の大半(といっても柔道部さんほどの猛稽古はしていませんでしたが)を道場で過ごしました。当時でも十分古い道場でしたが、今では取り壊されたそうですね。新しい道場ができ全国大会にも出場したということで隔世の感があります。十数年ぶりに稽古を再開したので、ぜひ一度現役のみなさんと竹刀を交えられればと思っています。 また思い出されるのが生徒会室。体育祭・徳高祭前には放課後の夕日の差し込む生徒会室にひっきりなしに人が出入りし、とても賑やかでした。受験勉強そっちのけでみんな準備にあけくれていましたね。働きの悪い私は顰蹙を買っていましたが。一番頭を痛めたのが体育祭のクラスの色決めでした。各クラスとも色んな思惑があって、ゼッタイ○組といっしょになりたいなどという要請が水面下で頻繁にあり、調整に大わらわでした。結局円満に収まるわけもなく後でブーイングの的となり落ち込んだりもしましたが仕方ないですね。 二年生の夏、父の転勤で実家の秋穂町(現在は山口市)に戻り、一年半遠距離通学をしました。毎朝自転車で三十分かけて大道駅まで出て山陽本線に乗り、更に徳山駅から徒歩で学校まで。我ながらよく通ったなと感心します。冬などはとっぷり暮れた真っ暗な田舎 道を全力疾走で帰ったり、夏は墓地近くで火の玉らしきものに遭遇したり、季節感をたっぷり味わいながらの通学という小旅行は良き思い出です。 二年ほど前、三十八期だけの同窓会があり少しだけお手伝いさせてもらいました。同窓会自体初めての出席でしたが、みんなの変貌ぶりに心の整理がつかずお酒をがぶ飲みしたりして悪酔いし、あまり良い思い出ではありません。オリンピックイヤーに開くことになっていますのでもうじき準備に入らなくてはなりませんが、次回は落ち着いて同窓会に臨みたいと今から考えています。 (藤村 剛) ♪ ♪ 腐れ縁 言われて初めて気がついた。高校を卒業してからもう二十年。思えばいろいろな面で多くのことが変わっている。文書は手書きからワープロを経てパソコンを使用することになり、調べ物は図書館や辞書からインターネットに。不規則且つ不摂生のツケは中性脂肪と総コレステロール値の増大に反映した。でも変わらないこともあるなとつくづく感じる。 補習科の最後を見届けた後四国徳島の大学に進み、阿波踊りに明け暮れた日々。あっという間の四年間。時代はバブル全盛・超売り手市場。仲間は次々と内定を勝ち取る中、一人遅れて郷里でやっと職に就いた。入った会社の大阪支社には、高校時代に私が操り、私 が操られた生徒会長がいた。お互い、決して会社の人間に知られたくない秘密を握っているものの、職種も違ったので大して気にすることもなく時は過ぎ、お互い数度の移動を経て、四年前同じフロアで仕事をすることになった。会社や社会という枠組みの中にさらさ れ続けた十六年の日々は彼の頭を涼しげに演出し、私の髪の一部を脱色させていた。昨年、携帯電話のサイト立ち上げに際し、責任者に抜擢された彼はサポートに私を指名した。断れなかった。二十余年の時を経て、握られ続けている秘密のもとに、再びわれわれは使い、使われる関係となった。個人という低いレベルにおいて、かくも歴史は繰り返す。 ││通信という分野においては新技術が次々と導入され、われわれの業界もその波に洗われ続けております。そんな中、文系の我々が日々奮闘している結果がここに現れます。たまには覗いてやってください。→パソコンからも携帯からも www.kry.jp (藤尾 敦) ♪ ♪ 皆さんお元気でしょうか。 この近況報告の話を頂くまで、自分が卒業して二十年経ったことに気が付いていませんでした。日々に追われ、ゆとりを持てなくなっているのかもしれませんね。 卒業して二十年経ちますが、まだまだ戸惑うことばかりです。気が付くと、すぐ目の前に「不惑」が迫ってきております。 最近は、長女の吹奏楽、長男のサッカー、次女はおジラで、家族揃って出かけることが少なくなりましたが、先日、久し振りに家族全員で徳山動物園に行ってきました。 親になるまで、動物を見て歩くだけの動物園と思っていましたが、最近は、職員の方々の努力により、工夫を凝らしたイベントが多くあるように思いました。 全国的に有名になった、マレーぐまの「ツヨシ君のパクパクタイム(餌やり)」、ふくろうの「飛行ショー」、動物園で夏休みにキャンプする「ZOOナイトキャンプ」等など。 入園者の減少に伴い閉園も囁かれる中、いかにお金をかけずに、飼育員としての自分達の仕事以上に努力して、どうしたら入園者に楽しんでもらえるかを考えているのだな、と思いました。 自分の権利ばかり主張し、保身に走り・・・ 日頃我々が忘れがちになっている、「何のためにしていることなのか」、「誰のためにしていることなのか」、ということを、改めて考えさせられます。 行楽が多様化する中で、皆さんも選択肢の一つに入れてみられてはいかがでしょうか。 地元で働いていますが、活気あふれる町づくりに一人ひとりが持ちたい気持ではないでしょうか。 これからも微力ではありますが、地域のためにお役に立てればと思っております。 ♪ ♪ 環境と車とサイフのために・・・ みなさんがこの会報を手にされるのは、暑い暑い夏の盛りの頃だと思います。 二〇年前、私が高校生だった頃から比べると夏の暑さがより一層厳しくなってきていると思いますが、これも地球温暖化の影響でしょうか。 いきなり大きな話をしましたが、現在、私は「温暖化を少しでも防ごう!」という関係の仕事をしています。 そこで、子供たちの夏休みの最中で、車で出かけることも多いと思われるこの時期にお勧めの、環境にも、車にも、そしてサイフにもやさしい車の運転(エコ・ドライブ)について、少し書きたいと思います。 一.出発前にドライブの計画を立てていますか? 早めに出発したり、最短経路を調べておくことで、燃費の向上や時間の節約ができます。 一.暑い日、炎天下に駐車する場合、日よけを使っていますか? 炎天下に駐車する場合は、日よけを活用しましょう。 一.走行中、エネルギーを効率的に使用する走り方をイメージしていますか? ↓エンジンをかけて、アクセルをゆっくり、徐々に踏み込む。 ↓一定の速度で走る。 (経済速度は一般道路四〇?六〇km/h、高速道路八〇km/h) ↓アクセルから足を離し、エンジンブレーキで減速。 ↓ブレーキを踏み、サイドブレーキをかけて、エンジン停止。 (駐停車や、停止時間が長くなりそうな時のアイドリング・ストップの実施) 一.カーエアコンはこまめに調整していますか? エアコンがオンのときは、内気循環(REC)、オフのときは、外気循環(FRESH)で、風量とあわせて、気象条件に応じてこまめに温度調節をしましょう。 これらのことはちよっと気をつければできることだと思います。みなさんもぜひ実施してみてください。 また、他にもたくさんのエコドライブの方法はありますので、興味のある方はホームページなどで探してみてください。 環境と、車と、そしてサイフのために、私たちができる自分なりのエコドライブをしてみませんか? (高橋 亙)
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