各地区/支部だより
東京岐山会だより
■徳高13期   深町忠利

 東京岐山会は今年二十七周年を迎えました。総会は十月二十一日(土)例年通り東京大手町サンケイホールで行います。トークショーはNHKニュースウォッチ9のキャスター伊東敏恵さん(高四十三期)にお願いする予定です。総会前に会報二十七号(テーマ?東京岐山会の自己点検)を発行いたします。総会の運営・会報発行担当の委員は高十八期(昭和四十一年卒業)高十九期・二十期です。当会では会員相互の親睦をはかるため同好会活動を活発に行っています。文芸部は七月一日「鼓海」第三号を発刊しました。囲碁部は関西・名古屋岐山会との第六回交流囲碁大会を五月二十八日熱海で開催しました。
 会報テーマの雑談会における意見を二、三紹介して現況報告といたします。

 「活動レベルは相当高い」
 会社で東京岐山会の話をすると「山口県の高校に同窓会があるの?」という質問が返ってきます。同窓生が東京地区全体で組織を作り総会を開催し会報を発行し同好会まであるという例は少ないのではないか。
 「負担感」「やらされ感」
 毎年五十六歳五十七歳五十八歳の年代が運営委員として会を運営するというルールになっていますがこの年代は仕事も忙しく「もうやってはおれない」という感じになります。特に運営委員長はたいへんだと思います。
 「東京砂漠のオアシス」
 東京岐山会に期待する内容は世代によって少しずつ違うと思います。[退職して東京に住むことを決意した人][東京で働いている人][東京の大学、学校に通っている人]の三つに分けられると思います。現状一番目の世代の人が参加者の大半を占める形になっていますが定年退職で会社を起点とした交流、人脈、が急に消えていくなかで東京岐山会はオアシスとしてうまく機能していると思いま
す。


関西岐山会だより
■徳高5期   坪田久志

 去る六月二十五日大阪駅ビル、ホテルグランビアにて関西岐山会を開催いたしました。
 関西には卒業生が約千四百名居住していますが、はがきを出すのは約千二百名程度、今年は山口県関西同郷会が六月二十四日に開催されたので、その方に出席する人も多くまた常連会員で転勤や転居、または亡くなられた方も多くいつもより三十名近く欠席、六十余名でしたが、徳山から岐山会長の小川亮氏、徳山高校から棟久校長をお招きし、結果的には愉しい会となりました。
 また、講演を五期の原田朗君に御願いしました。彼は国土交通省の交通事故調査委員もやっており、気象に関しては日本の権威者でもあります。
 総会というものは、ただ集まって会話と酒では味気ないので、今年は会員のなかには日本舞踊の名取のかたもおられるし、フラダンスのインストラクターの方もいらっしゃるので、日本舞踊の方にはお願いしてお弟子さんを連れてきてもらい、舞台で皆さんと共に踊ってもらい、フラダンスも舞台で楽しんでいただきました。なかでも、棟久校長さんのフラダンスが可愛かったとの評判でした。
 会長としていつも悩むことは、会員数の減少と会費の集まらない事です。
 今までに助けられたのは、旧制徳山高等女学校の方々の寄付金でした。
 今思うことは、戦前の女学校教育、特に日本女性としての、礼儀作法、特に習字に関しては、きれいな文章を書かれる方に頭がさがります。
 その方たちが、ご高齢になられたことが、何よりも寂しいことです。



広島岐山会だより
■徳高9期   橋本勝人

 去る六月十八日(日)、広島市の中心地、紙屋町のメルパルクにおいて、平成十八年度総会を開催しました。
 総会には、小川岐山会会長ご夫妻ほか、棟久学校長、山本先生のご来賓をお迎えし、会員も徳女十九期の永田晴枝さん(九十才)を最高齢に五十名近い参加を得て、四十七期の田中康予さんの若々しい司会で、決算・新役員等の承認を終え、楽しい懇親のひとときを過ごしました。
 中でも、十八期の長原佳子さんは、輪ゴムを使った手品を皆さんに教えるなど、魅力ある演芸を披露されました。
 広島岐山会は参加者が固定化する傾向がありますので、同期会と同窓会の同時開催キャンペーンなど、各期共通の魅力づくりに、広く会員のご協力を得て、徳山高校の発展に寄与できるよう新役員で努力します。

 副会長 高松  勲(7期)
     山本 瑛子(12期)
 監 査 兼重 雅宏(8期)
     鶴田 仁史(29期)
 事務局 柳田ひろみ(15期)

 広島県は昨年、人口が純減となり、縮少社会が始まりました。
 社会は、親から子へと世代交代し、文化・技術等々を引継ぎ、適度な拡大と発展が必要です。
 広島市も原爆により、多くの人と物を失いましたが、それから六十年、人が集まり、近代化が進み、不自由を感じないほど、豊かになりました。
 これからも都市機能は充実し、新球場が誕生すれば・・・カープ優勝と夢は広がります。
 道州制の議論もされ、多くの市町村が合併しておりますが、活力は人が中心であり、宝です。すばらしい交通機関を活用し、人的交流を豊かにし、活動人口を増やし発展しようではありませんか。


下松岐山会だより
■徳高13期   美濃部美千代

 平成十七年十一月十三日、二十三回目の、下松岐山会が開催されました。例年通り、「ふくしの里ふれあい交流センター」を会場に、多くの会員が集まり、一年振りの出会いの挨拶があちらこちらで見られるなか、総会が無事終り、懇親会に移りました。
 本年度は、「シャンソンの夕べ」となり、同窓生の中にシャンソンを得意とされていらっしゃる方達のグループにお願いし、四人の方の出演を得られました。
 八期、坂井左智子さん、十二期、鶴田明子さん、十六期、田村俊雄さん、十六期、東村由美子さんで、ミニコンサートのように美しい衣装にやさしい歌声で、そこかしこからステージの歌声に合せて、小さな声で口ずさむ様子が見られ、楽しい一時となりました。
 久し振りのおしゃべりの集いは、またたく間に過ぎ、又次回の再会を約して散会となりました。
 下松岐山会も他の例にもれず、だんだん高齢の方が多くなり、若い人達の参加を望む声も出ていて、事務局としても会へのお誘いのハガキを出したりしているのですけれど、なかなかむずかしいところです。
 二十四回総会には一人でも多くの若者の参加を待っています。


西部三地区徳中会だより
■徳中29期   竹内清海
■徳中44期   金子 純

 去る七月八日(土)湯野温泉芳山園で、徳中・徳女合同同窓会の初会合を開催いたしました。
 西部三地区の会合は、表のように、永い時間の流れの中で進められてきました。徳中十二期(大正二年卒)宗近要吉、大先輩が、同じ学窓の思いを、話し合う場として、発足された会です。一方、高齢社会に於いては参加者も年々少なくなってきました。前々から中学校・女学校合同での交流の輪を広げては、の会員の提案もあり、今回、四十四周年記念同窓会になりました。
 年を重ねることは、人生の楽しみを重ね、健康に過ごすことが願いになります。そのためには、古き良き想い出と、今の健康づくりの情報交換が重要と考えます。
 今回は女性の明るい声、健康づくりや、地域コミュニティーの最近の話題など、時間の流れを忘れるひとときでした。
 「紫陽花に昔ばなしの鼓海びと」
           伯峯
 こんな句も寄せられました。これからも、ふれ合いを大切にして、高齢社会の中を頑張ってゆきます。末筆になりましたが、若い在校生と諸先生方のご発展を祈念いたします。



鹿野岐山会だより
■徳高25期   片山研治

 第七回鹿野岐山会を今年も六月二十五日に鹿野石船温泉で開催しました。今年の参加者は、二十一名と例年より少ない参加でしたが、鹿野のご出身ということで齋藤忠壽前校長先生にも参加をいただき、また例年ゲストをお呼びし色んなお話をしていただいておりますが、今年は十一月に開催される国民文化祭子供夢プロジェクトで徳山高校生有志による企画「廃校に華を咲かせましょう」が採用され、またその会場に鹿野地区の大潮小学校が使われることもあり、企画を指導されている藤井・坂本両先生をゲストに招き、その企画や製作中のお話をしていただき、生徒の夢プロジェクトに向けての情熱に感動し、鹿野岐山会でもこの企画がすばらしいものになるよう支援し協力をすることになりました。
 また、会では出席者からの近況報告などのスピーチをいただき、最後には「山は岐山」を全員で合唱し、楽しい会を終了しました。






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